AI作曲とプロダクションミュージック:新時代への対応と準備
- 2023.05.25
- Production Musicビジネス徹底解説
- AI, BGM, DTM, Production Music, テレビ 作曲家, 作曲家, 著作権, 音楽, 音楽ビジネス, 音楽出版社
今回もAIに関するトピックです。正直、飽き飽きしている方もいるかもしれませんが、どうしても一番、ホットなテーマなのでご容赦ください。
最近、私は以下のツイートをしました。
このツイートを受けて、「AI作曲によりProduction Music業界は、もうオワコンですか?」というDMで受け取りました。
それに対する私の意見は以下の通りです。
現状において、Production Music業界がオワコンだとは思っていません。しかし、AIの発展のスピードは確かに驚異的であり、3年後、5年後の状況については、確定的な答えを出すのは難しいです。
それほど急速に技術は進歩しています。この進歩に対応し、未来を見据えた準備を進めていくことが必要と感じています。
3年後に業界が現在のままで、AIの影響を全く受けないとは考えにくいです。
しかしながら、人間の作曲家がすべてAIに代替されるというのは、少々早計な見解かもしれません。しばらくはAI作曲を活用するフェイズが続くと考えられ、次第に音楽を必要とする人々が自身で生成する時代へと移行していくでしょう。
そして、最終的にはテクノロジーが十分に発展した後で、人間が業界から完全に居なくなるというシナリオも想像できます。
しかし、その際も必ずしも即座には移行しないでしょう。
著作権の問題や、クライアントがAIの信頼性を確信するまでの期間、さらには私たち音楽制作者自身の反発もあるでしょう。
これらの課題を探りながら、新時代への軟着陸を模索していけたら良いと思っています。
そして、その際に私がどのような形でProduction Music業界に留まるのか、それは未だ未知数です。
その未知数への対策として、私は新規事業を始め、自身の可能性を拡大していきたいと考えています。
作曲家として見ると、作曲AIは確かに脅威です。
しかし、他の分野でのAIの進化は、私にとっては新たな可能性の扉を開いてくれています。
それは私がChat GPTを始めとしたさまざまなAIを積極的に触れてきたからこそ得られた結果であり、その経験を通じて「AIなんて!」と否定的に考えるのではなく、前向きにチャレンジする姿勢が大切だと確信しています。
以上が私の見解となります。
AIと音楽業界の未来について、皆さんがどのように感じているか、私はとても興味があります。お気軽にご意見をお聞かせください。
そして、これからも新たな可能性を追求し、音楽を愛するすべての人々に対して最高の価値を提供できるよう努力していきます。
ご一読いただき、ありがとうございました。
一連のツイートをChat GPTに読ませて纏めてもらったら以上の様な文章を出してくれました(笑)
しかし、内容は私が考えている通りです。テクノロジーは止まらないので活用していきましょう。
-
前の記事
【重要なお知らせ】Production Musicビジネススタートアップガイドの販売終了について 2023.05.11
-
次の記事
私のProduction Music Library提出遍歴 2023.06.13